約 891,317 件
https://w.atwiki.jp/pocketbookonline/pages/293.html
ステータス 特徴長所 短所 相性のよい武器 アビリティアビリティ評価 備考 ビルド例毒アサシン 運アサシン 物理アサシン コメント 1次職 レンジャー 2次職 アサシン ステータス .HP.AP.こうげき.ぼうぎょ.まこう.まぼう ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 特徴 レンジャー時のトリッキーな特徴も引継ぎ、速度と回避がより伸びた高火力高スピードな物理職である。 長所 全職中一の物理火力 全職中一の速さと回避ステータス 毒攻撃を使えば継続戦闘がかなり楽になる。 短所 毒以外のアビリティは消費APが大きく継続戦闘は苦手 DPS理論値は群を抜いて高いが、そのための装備集めが非常に大変 魔法に対しては全職中1の脆さ 相性のよい武器 得意武器(*1):短剣 種類 特徴 オススメの運用方法 短剣 攻撃速度が速いため扱いやすい。装備によっては毒のダメージを伸ばすこともできる。 物理・毒アサシン 弓 剣よりも攻撃力が高い。命中率が上昇するが斧よりも行動速度が遅い。 物理アサシン 斧 弓に似た性能だが、命中率が下がり、行動速度が速い。 爪 短剣の類似武器。運が上昇するため、クリティカルを狙いやすい。 運アサシン アビリティ 名前 習得レベル 消費AP 効果 備考 ソニック Lv48 20 3回の連続ダメージを与える。 デスブロー Lv60 50 対象に450%のダメージを与える。防御貫通率 80% アビリティ評価 ソニック ★★★★★ 3回100%の物理ダメージを与える。 その際3回それぞれに会心の判定があるため、ハヤブサ同様に運レンジャーは会心によってその火力が跳ね上がる。 ハヤブサに代わって主力として使っていくスキルだがあまり燃費が良くないので、元々のAP少なめなレンジャーはいつのまにかAPが空っぽになってることも。AP残量に注意。 デスブロー ★☆☆☆☆ ソニックと違いクリティカルが発生しない&消費AP50なので運アサシンはソニックでOK。 防御高い敵が出れば使えるかも。 備考 装備が揃えば揃うほど強くなる職。大器晩成型といえる。 回避アサシン(回避70以上)は砂煙デバフを維持すれば命中0の攻撃をすべて回避できるので、多くの相手を完封できる。 上の仕様を利用して、全職中唯一ミミックをソロ狩りすることができる 毒に関連するアビリティ・装備の一覧 種類 名前 毒効力 備考 アビリティ 毒攻撃 100 毒効果付与バフ ポイズンアップ 180 毒攻撃の毒効力100に上書きする 武器 毒の短剣 100 猛毒の短剣 200 合成装備 アクセサリー 毒の指輪 100 ビルド例 毒アサシン ステ振り:魔法攻撃、回避 推奨オプション:魔法攻撃、回避 毒のおかげで戦闘が楽。ごり押しできる。 装備名 武器 毒の短剣 猛毒の短剣 盾 なんでも 服 フレイムジャケット 雷のローブ 神秘のローブ 靴 なんでも 頭 鳥の髪飾り フィッシュハット[魔] アクセサリー 毒の指輪 運アサシン ステ振り:運 推奨オプション:運 金策性能が高い。 装備名 武器 炎の爪 盾 なんでも 服 フレイムジャケット 靴 なんでも 頭 フィッシュハット[運] アクセサリー ラッキーダイス イフリートの指輪 物理アサシン ステ振り:物理攻撃 推奨オプション:物理攻撃 デスブローで敵を狩る用。 AP消費がえげつないのでボス戦には不向き 装備名 武器 フレイムアックス 盾 なんでも 服 フレイムジャケット 靴 なんでも 頭 鳥の髪飾り フレイムホーン アクセサリー イフリートの指輪 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/stjijr/pages/38.html
【シーズンⅠ】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル 二階堂シン レア 121 103 103 121 奉仕させるで獲得可能 二階堂シン レア+ 159 130 130 159 [学ランⅠ]二階堂シン レア 129 117 115 117 [学ランⅡ]二階堂シン レア+ 154 177 164 174 [学ランSpecial]二階堂シン ネオドラマチック 220 220 220 220 小説付き [にゃんにゃんⅠ]二階堂シン エスレア 174 157 184 154 [にゃんにゃんⅡ]二階堂シン エスレア 201 186 193 178 [にゃんにゃんSpecial]二階堂シン ドラマチック 232 222 218 236 シナリオ付き [エプロンⅠ]二階堂シン エスレア+ 186 178 201 193 [エプロンⅡ]二階堂シン エスレア+ 184 192 221 221 【チビキャラシート】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [チビ]二階堂シン レア 100 109 103 110 [チビⅡ]二階堂シン レア+ 133 115 115 127 [執事チビライフ]二階堂シン エスレア 147 151 141 163 二階堂+五十嵐 【Jack-o-Lantern SP】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [デビルⅠ]二階堂シン レア 108 110 114 117 [デビルⅡ]二階堂シン エスレア 170 190 165 170 [デビルSpecial]二階堂シン ドラマチック 220 233 218 230 シナリオ付き 【Xmas】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [セクシーX masⅠ]二階堂シン レア 108 118 114 117 [セクシーX masⅡ]二階堂シン エスレア 170 188 170 170 [セクシーX masSpecial]二階堂シン エスレア+ 180 201 200 190 【凶愛VD★】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [凶愛VD★I]二階堂シン レア+ 170 120 120 140 [凶愛VD★II]二階堂シン エスレア 190 140 140 180 [凶愛VD★Special]二階堂シン エスレア+ 220 170 160 200 【軍服2013】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [軍服Ⅰ]二階堂シン エスレア 174 168 152 162 [軍服Ⅱ]二階堂シン エスレア+ 185 201 177 201 [軍服Special]二階堂シン ドラマチック 232 261 245 213 シナリオ付き 【妖怪大触手War】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [花魁Ⅰ]二階堂シン レア 132 104 106 115 [花魁Ⅱ]二階堂シン エスレア 153 172 173 160 [花魁Special]二階堂シン ドラマチック 262 221 244 230 【献身フライト】 名前 レアリティ 初期ステータス 備考 体力 魅力 加護 メンタル [献身フライトⅠ]二階堂シン レア 110 106 120 117 [献身フライトⅡ]二階堂シン エスレア 156 167 177 155 [献身フライトSpecial]二階堂シン エスレア+ 198 197 187 174 [キャプテンご主人様Special]橘シナリオに続く コメント
https://w.atwiki.jp/twitterfatetrpg/pages/149.html
マスターシート + マスター マスター 【名前】シン 【容姿】黒いフードをかぶった白髪の青年。ところどころ黒くなっており、元は黒髪だったようである。 【願い事】パンドラの笑顔を見ること。それと人探し。 【バッドエンド】 【グッドエンド】 【令呪】 2 / 3 【英雄点】10点 【HP】10 / 10 【筋力】A-:5 【耐久】C-:2 【敏捷】D:2 【魔力】?:5 【幸運】E:1 【スキル1】愚の叡智 【スキル2】妖術〝神逐〟 【スキル3】正義の味方(偽) 魔術師戦シート + 魔術師戦 年齢:?? / 身長:176cm / 体重:64kg 地域: YAMA 属性:秩序・悪 / 性別:男 / 血液型:O 誕生日:不明 一人称:俺 / 二人称:お前、アンタ 特技:お節介 好きなもの:「偽善」 パンドラ アイツ(深い意味はない) / 苦手なもの:気に食わないやつ 天敵: 起源:「」 魔術属性:無 魔術系統:不明 魔術特性:不明 魔術回路・質:? / 魔術回路・量:? / 魔術回路・編成:? 夜刀神の直系で他にも混血してしまっている半妖の忌み子。術にも長けており、実体を持つものはおろか持たぬものにも干渉出来るほど強力。普段は何処かの山奥にひっそりと暮らしていて偶に人里(街)に姿を現す。 頭は良くないが経験で生きているタイプ 縁に乏しい為に存在が不安定であり、度々記憶を無くす。口振りから名乗っている名前こそ本名であるが、元々自分が何者でどう言った経緯を持っているかを覚えていない
https://w.atwiki.jp/pkmnbw_db/pages/327.html
ローブシン No.534 タイプ:かくとう 特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる) ちからずく(一部の技の追加効果がなくなり、威力が1.3倍になる) 夢特性:てつのこぶし(一部の技の威力が1.2倍になる) 体重:87.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) 高耐久格闘 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 特性 ローブシン 105 140 95 55 65 45 ちからずく/こんじょう カイリキー 90 130 80 65 85 55 ノーガード/こんじょう ハリテヤマ 144 120 60 40 60 50 あついしぼう/こんじょう ナゲキ 120 100 85 30 85 45 せいしんりょく/こんじょう ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ひこう/エスパー いまひとつ(1/2) むし/いわ/あく いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- バランス良い能力値を持つ鈍足格闘。 イッシュルールでは優秀な攻撃範囲と高耐久によりかなり強力な存在である。 格闘は層が厚く、カポエラー、ズルズキン、ゴウカザル、テラキオンなどライバルは多いが、 カポエラーとはドレインパンチ、ズルズキンとは攻撃種族値で差別化でき、 ゴウカザル、テラキオンとはそもそも種族値が全く違うのであまり気にする必要はないと思われる。 ドレインパンチの仕様上砂パやバンギラスへのメタ性能はピカイチ。特にバンギドリュウズの並びには2-1でも勝てるほど強い。 様々な使いやすい格闘技を覚えるが、なぜかインファントは覚えない。 しかし、こいつは耐久が高いので、痛手にはならないだろう。 耐久はかなり高いので、弱点さえ突かれなければ多くの攻撃を耐えてくれる。 ラティオスのジュエルりゅうせいぐん耐え(補正↑HP244特防204など)も可能。 てつのこぶしが解禁。 アームハンマー、ドレインパンチ、マッハパンチ、3色パンチに補正がかかる。 マッハパンチはテクニシャンカポエラー以上の威力が出せ、ジュエル等を持てばテラキオン辺りが乱数1発に引っかかる。プレートでドリュウズが乱数1、アーケオスが確定2。 こちらのほうが活かしやすく第一候補になるであろうが、相手の状態異常技やかえんだまでより高い補正値を得られるこんじょうも候補としては取っておきたい。 相手にした際、電磁波や鬼火を撃つのはなるべく避けたいところ。 技候補 物理技 威力 命中 タイプ 備考 習得 ドレインパンチ 75 100 かくとう メインウェポン。高い耐久に磨きがかかる 遺伝/教え アームハンマー 100 90 かくとう メインウエポン。追加効果上ドレパンが優先されやすい 自力 マッハパンチ 40 100 かくとう ほぼ必須技。弱った相手への追撃に。スカーフバンギラス相手なら素の状態でも致命傷 遺伝 いわなだれ 57 90 いわ 格闘タイプ定番のサブ。怯みは狙いにくい 自力 ストーンエッジ 100 80 いわ いわなだれが優先されやすい。単体火力はこちらが上回る 自力 れいとうパンチ 75 100 こおり BW2限定。竜、岩等倍の飛行狙い。三色パンチの中では最も優先度が高い 教え ほのおのパンチ 75 100 ほのお メタグロス、ハッサムピンポイント 教え しっぺがえし 50 100 あく エスパーに撃てるが相手依存でダブルでは少々扱いにくい マシン 変化技 威力 命中 タイプ 備考 習得 みきり - - かくとう 基本技 遺伝 ワイドガード - - いわ 全体技阻止 遺伝 ビルドアップ - - かくとう 砂パや格闘への居座りに便利。ダブルでは扱い難 マシン ステータス調整 207-191-116-67-108-66/45(212-108-4-0-180-4,いじっぱり/ゆうかん) 191-191-125-67-115-66/45(84-108-76-0-236-4,いじっぱり/ゆうかん) どちらも配分の意図は同じ。 ラティオスの珠りゅうせいぐん耐え 178メタグロスのコメットパンチ確3 HP16n-1 下の方がドレインパンチを使うならば回復量が増えたり、やどりぎの相手の回復量が減ったりややお得。 207-169-116-67-124-66/45(212-68-4-0-220-4,しんちょう/なまいき) ラティオスのメガネ流星群確定耐え。 マッハパンチでH4振りユキノオーを確定2発。 178メタグロスのコメットパンチ確3 HP16n-1 持ち物 オボンのみ 高耐久、ドレインパンチと相性が良い たべのこし 同上。瞬間回復量で上回るオボンのみが優先されやすい かえんだま、どくどくだま 根性の能動発動 キーのみ いばキー 型サンプル 基本型 性格:いじっぱり/しんちょう 特性:てつのこぶし/こんじょう 努力値:耐久調整、残り攻撃 持ち物:たべのこし/オボンのみ/キーのみ 確定技:ドレインパンチorアームハンマー/マッハパンチ 選択技:いわなだれorストーンエッジ/れいとうパンチ/みきり/しっぺがえし/ビルドアップ/ワイドガード など ドレインパンチでしぶとく戦い、相手のHPが減ったらマッハパンチで抜き去る。 高耐久かつ弱点を突かれにくいので、上手く扱えばかなり持つ。 トリパ、砂パに強い。ワイドガードがあれば霰パにも強くなれる。 トリパアタッカー型 性格:ゆうかん/なまいき 特性:てつのこぶし/こんじょう 努力値:耐久調整、残り攻撃 持ち物:かえんだまorどくどくだま/くろいてっきゅう/オボンのみ/ジュエル各種(格闘/岩)/キーのみ など 確定技:アームハンマーorドレインパンチ/マッハパンチ 選択技:いわなだれ/ストーンエッジ/れいとうパンチ/なげつける/みきり/ワイドガード など アームハンマーやいわなだれで敵を叩く。トリパ下ならかなりの高速、かつアームハンマーによりオートで素早さアップ。 追撃用のマッハパンチはほぼ確定。 他の技候補としては、格闘技と相性が良いいわなだれ、対霰パなどにワイドガード、王道の鉄球なげつける、など。 やはりラティオスなどの超タイプには非常に弱い。 タッグ候補 シャンデラ トリックルームから回す。 ローブシンが苦手とするメタグロス、ラティオスなどを縛る。ローブシンはシャンデラが苦手なバンギラスやカビゴンに強い。 クレセリア トリックルーム発動からいばキー、いば神秘。 対策 格闘技を半減以下に出来るタイプなら基本的に打ちまかせる。 トリパ型のローブシン、しっぺがえし+マッハパンチを考えると遅いエスパーのランクルスなどがベストか。 半減以下に出来なくても、単純に耐えて押し切れるやつでも良い。メタグロス、アクロバット持ちハッサム、ボーマンダなど。 等倍では1ターンで落とすのは難しいので、ジュエルアクロバットやサイコキネシスがあったら積極的に狙っていこう。 外部リンク ポケモン第五世代・対戦考察まとめwiki - ローブシン ネタポケまとめwiki - ローブシン
https://w.atwiki.jp/msonb/pages/99.html
アサシン 特にアビリティは取得状況によってまだ増えると思われるので発見次第追加よろす 忍術系 転職条件 忍術500 技の名称 威力 確率 消費MP 特殊効果 通常攻撃 0 0 0 タメ攻撃 40 10 5 電光石火 40 40 15 飛影斬 90 30 35 暗黒斬 160 20 100 龍火 200 40 90 飛燕神撃斬 390 52 200 瞬毒殺 280 60 140 緊縛 350 40 220 根絶 200 36 160 血華繚乱 350 57 190 アビリティ 必要熟練度 効果 取得条件 探索 1000 宝箱や金を発見する確率が上昇する 発見 3000 宝箱や金を発見する確率が更に上昇する 黄金発掘 7000 宝箱や金を発見する確率が大幅に上昇する 毒斬 700 相手を毒に侵す 先制攻撃 5000 50%の確率で先手をとる {※注意!※公式表では猛毒撃となっているが実際は毒斬。毒斬を取得しても猛毒撃は出てこなかった。(2010/01/11)} →アサシン 熟練度引継ぎ可能な職業 シーフ 忍術 初心者 剣術 アサシン 忍術 アサシン→ 熟練度引継ぎ可能な職業 下忍 忍術 プロフェット 忍術 中忍 忍術
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/676.html
シンがミッドチルダに来てから数年。 自宅にて管理局への報告書を書いていたシンは一息入れようと軽く体を伸ばした。 その顔は月日の流れを感じさせるように精悍になり、かつてでは考えられない落ち着きを感じさせた。 ぶっちゃけて言えば老けていた。 まだギリ10代なのに20代半ばに見られる位には。 「……ふう、もう5時か、そろそろみんな帰ってくるな」 壁掛け時計を見据え、呟くシン。 今日は同居人ではなく、シンが夕食当番だ。 (下拵えはしてあるから、あとは揚げるだけだな) 「シン君、お腹空きました~!」 「私も~♪」 そんなことを考えていたシンの背に一気に体重が掛かる。 振り向くと二人の女性がシンの背に寄り掛かっていた すぐ後ろは彼もよく知る、輝く様な長い金色の髪の元隊長殿。 更に後ろに白いワンピースを着て、青いストールを羽織った少女。 シンと同じ赤い目を持ち、シンより頭一つほど小さい中学生位の背で幼児体型、そして彼女と同じ金色の髪を肩まで伸ばした女の子。 目の色と髪色のせいで三人で出かけると『親子ですか? よく似ていらっしゃいますね』 と聞かれるのを思い出し、少し欝になった。 ……あながち間違いではないのだが。 まだ10代なのに、そんなに老けてて見えるんだろうか? 「……重いから退いてくれないか? ディスティー」 軽い欝な気分のままシンは自らの愛機(の成れの果て)で、相棒に投げやりな言葉を浴びせ。 「それと便乗しないでくれ………隊、じゃなかった、あー、その、フェイト」 便乗した金髪の女性の名を、照れ臭そうに呼んだ。 ちなみに顔を見た瞬間にシンの欝は吹き飛んでいる。 「いいじゃない、夫婦なんだし」 そう言うとフェイト・テスタロッサ・ハラオウン、今はフェイト・アスカは愛しい伴侶の肩に腕を回した。 その左手を自らの左手で握るシン。 二人の左手の薬指には夫婦の契りを交わした証が煌いていた。 突発的思いつき企画 ○○はシンの嫁シリーズ第一弾 フェイトはシンの嫁 運命と宿命 「シン君、お腹減ったよ~!」 「私もお腹減った~♪」 「エリオもキャロも帰ってきてないんだ、少しは自重しろ腹ペコ娘!」 「ううー、だって……」 「今日はフライだから、二人が帰って来たらすぐに揚げてやるから我慢しろ、な」 「我慢だよ♪」 「わかりました」 「……あっ、中濃ソースがない! ま、いいか醤油で」 「なっ、なんですって!」 「シン君! 味覚音痴のシン君は味がついていれば、何でも良いのかもしれません!」 「でもですね! 揚げられた、食べられるフライの気持ちはどうでしょうか? 彼ら?は思うはずです!」 長いので中略 「……俺達は醤油で食われる為に揚げられたんじゃないと」 「つまり、フライを醤油で食べるなんて行為。 ……これはもう、フライに対する冒涜です!」 身振り手振りを交え、いかにフライに中濃ソースが必要か、熱く語るディスティー。 その飽くなき食へのこだわり(執着心ともいう)はフェイトが便乗する隙さえないほどだった。 (冒涜ときたか) シンはそんな様子を唸りながらみていた。 因みにその心の内訳は、呆れ半分、感心半分といったところだ。 それにどうせ裏があるに違いないのだ、ディスティーの嘘がつけないところはシンによく似ていた。 「お前の気持ちはよくわかったから落ち着け。 ……ほら、中濃ソースでも何でも買ってこい」 そういうとシン(フェイトはくっ付いたまま)は立ち上がり、財布をディスティーに投げた。 「ありがとうございます。…………えへへそれで、ですね」 ほら来た。 「わかってるよ、 加減はしろよ?」 「もちろんです! 不肖ディスティー! 一命を賭して、中濃ソースを買ってまいります。」 光の翼をはためかせ家を飛び出すディスティー。 「車に気を付けろよ~(車が壊れるから)……まったく」 デスティニーを見送ったシンは溜息をつき、 「それで? 君は何時までデスティニーに便乗しているつもりだい? ……それに、その、当たってるんだが」 未だ背にしがみついているフェイトに首を向け、問いかける。 「これは便乗じゃなくて、私がやりたくてやってるんだし、『当たってる』んじゃ無くて『当ててる』んだよ」 悪びれもせず言うと、したり顔でフェイトは言った。 「……じゃあ、とりあえず離れてくれないか」 顔を正面に戻し、右手でフェイトの両手を握り締める。 「え~」 不満そうに頬を膨らませフェイトは言う。 その仕草にシンは心が揺れ動いたが、ここで引いてはならぬと己を奮い立たせ反撃に出る。 「えー、じゃない!」 握り締めていたフェイトの両手に力を込め、自らの体から引き剥がす。 「だってさ、この頃ちっとも私に構ってくれないんだもん」 ようやく諦めたのかフェイトはシンの正面に回る。 そしてシンを見つめ、未だ頬を膨らせたまま腕を組みシンににじり寄った。 「…………仕事が忙しかったんだ」 シンはフェイトから目をそむけると言いにくそうに呟いた。 そう現在のシンの管理局における地位は、本局の特務士官なのである。 魔法の殆ど使えないシンが、今の立場に登り詰めるまでは文字通り血が滲む努力が必要だった。 しかし本人いわく『身寄りも知り合いもいない、オーブの難民が、アカデミーのトップクラスになるよりは楽』らしい。 激しく基準が間違っている気がするが、実際はっきり言えば、周りからの応援と手回しが無ければ不可能であっただろう。 具体的にいえば、聖王教会からの援助。 地上本部、というよりレジアス中将の海に対しての対抗心、 そして自らの後継者にシンを見込んだ個人的希望。 レジアス中将に加え、ゲンヤ・ナカジマ三佐を初めとする管理局内部の魔法を使えない人員の応援。 海からは伝説の三提督、ハラオウン家、八神はやて二佐をはじめとする旧機動六課の後押し。 そして何より大きいのは、近年増加傾向の、管理世界におけるオーバーAランク魔道士でも対処の難しい ロストギアが原因と思われる未確認巨大生物、犯罪者の持ち出す大型機動兵器の出現に頭を抱えた本局、地上本部上層部が 対抗手段として優れたパイロットであるシンと、強力な機体であるデスティニーガンダムに目を付けたことだ。 シンの現在の役職を正確に言えば、 聖王教会公認、時空管理局本局直属、地上本部身柄預かり、 未確認巨大生物及び大型機動兵器特務遊撃対策班、同教導班、隊長兼指導教官、シン・アスカ特尉(特務一尉)となる。 やたら長いのは前述した管理局内部の政治的問題によるものである。 ちなみにこの名前が決まるまでに1週間の時間を使っている。 これに伴い、レジアス中将が推し進めていたアインヘリアル計画はデスティニーを基に、 質量兵器を排除し、魔法技術を使った機動兵器開発計画へと切り替わっている。 ちなみに主任技術者はジェイド・スカリエッティ。 デスティニーを見て感動したスカリエッティとレジアスと管理局高官が一晩中語り合い、 結果和解をしたらしいが真相は闇の中である。 (関係者によれば「ス・・エッ・ィどうせ作るならやっぱスーパーロボットだろ!」 「・・・・中将は分かってらっしゃる! やっぱりロボは男のロマンですよ!」等という会話が聞こえたとか聞えなかったとか) 最も技術力、ノウハウの不足から現在開発中の兵器は大型パワードスーツ程度のものである。 自らの力不足に管理局技術陣およびレの字とスの字は血の涙を流したとか流さなかったとか。 現在の隊員はナンバーズ(スの字により強化改造+PS装甲のアーマーを装備) およびシンが使えそうだと判断した魔道士(試作型パワードスーツ着用)数名の小規模の部隊である。 実際目標を制圧する場合、隊員たちは補佐に周り、隊長であるシン自身の手で制圧する手法が主だった。 管理局の技術で強化されたデスティニーガンダムと言う体、ユニゾンデバイスであるディスティーという心 さらにエースパイロットであるシンの技術。 それらがまさしく三位一体となったデスティニーガンダムは無敵であった。 『管理局のエース』ならぬ『管理局のジョーカー─切り札─』それが現在のシンの呼び名だった。 そう呼ばれるからには仕事は多忙を極め、愛妻であるフェイトと会える時間も激減していた。 「ふふふ」 「何が可笑しいんだい?」 いきなり笑い始めたフェイトにシンは問いかける。 「夢みたいだなって……」 「なにがさ?」 「シンが、愛する旦那様がいて。 エリオが、キャロが、ディスティーちゃんがかわいい子ども達がいる」 デスティニーのOSがユニゾンデバイスとなった時、名前の無かった彼女に名前をつけたのはシンではなくフェイトだったのだ。 「そんな暖かい家庭を、私が持つことが出来るなんて夢みたい」 「実は俺もさ、もう一度家族が出来るなんて思わなかった」 「でもフェイト。そんな事言うなよ……」 「シン?」 後ろからフェイトを抱きしめるシン。 「暖かいだろ? 夢じゃない」 「うん」 頬を朱色に染めフェイトは頷く。 「確かに、みんな幸せじゃなかったかもしれない、でもこれから幸せになればいいじゃないか」 「うん、じゃあ、シンはまずディスティーちゃんに謝らないとね」 「ああ」 それはシンがミッドチルダに転移をして、数日がたったときの事だった。 あの月での戦いでアスラン・ザラに敗れ、全てが終わった後。 自らの命を預け、共に戦った愛機を敵に渡し、 惨めな姿を晒させないためデスティニーのデータを消去(より正確に言えば自爆)しようとしたシンとデスティニーは光に包まれた。 目を覚ましたシンが見聞きしたのは今までの常識からかけ離れた世界。 魔法の存在する異世界。 原因不明の現象により機体とOSが分離したデスティニーガンダム。 なぜか女の子(ユニゾンデバイス)になってシンをマスターと呼ぶデスティニーのOS。 しかもシンとOSがユニゾンしなければデスティニーガンダムは起動しなかった。 OSをもう一度インストールしてもデスティニーガンダムは起動しなかった。 技術部の話ではユニゾンデバイスとなったOSがロックキーのような役割になっているのではないかという話だった。 そんな状況の変化と自分が敗北し、全てを失ったことに衝撃を受け、シンは与えられた自室に閉じ篭っていた。 「マスター、出てきてください。 みんな待ってますよ」 心配したディスティーとフェイトがシンの部屋を幾度となく訪ねるも返事は無かった。 「……………と…ぶな」 「えっ……?」 久しく聞いたシンの声にディスティーは喜びの声を上げる。 「俺をッ、マスターなんて呼ぶなッ!」 それはあまりにも哀れな慟哭。 「俺は、お前に、デスティニーガンダムに、ガンダムのパイロットである資格がない………」 「そんなことはッ!」 「俺は負けたッ! 守れなかったッ! そして失った!」 否定しきれぬ真実。 「負けてはならない場面で、敗北の許されない局面で、そしてあの世界から逃げて、今も生きている」 「異世界で、生き恥を晒し続けている! 俺はあの世で、あの場で死んだレイや、議長になんていえばいい?」 「あなた方の見込み違いです。 シン・アスカは生きてきたことが間違いだった。とでも言えばいいのか!?」 そのとき乾いた音が部屋に鳴り響いた。 「そんな事、軽々しく口にしないで!」 彼の親友と守りたかった少女二人と同じ髪色の女性がそこにはいた。 「生きてきたことが、生まれたことが間違いだなんてこと、絶対にない!」 『生きられるなら誰だって生きたいだろう?』『シンはステラに明日をくれたよ』 「ステラ、レイ…………俺は、俺はッ! ぅぅ……う゛わあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ 」 「泣きなさい。 気が晴れるまで、私が側にいてあげるから」 「そうだな」 過去を振り返りシンは声のトーンを落とす。 「どうしたの、思い出しちゃった? また胸を貸してあげようか?」 フェイトはシンへと振り向きその両手を握り締めた。 「……悪い冗談だ。 大丈夫、泣きはしないよ。 俺が泣いていたら、あいつらは向こうで安心できない」 「シン……」 「俺は今を生きる。 生き抜いてみせる。 何より君がそばにいるし」 「……ねえ、シン。 私、欲しいものがあるんだ」 「なんだい?」 「あのね、赤ちゃん」 「は?」 「だぁから、私とシンの赤ちゃん!」 「えっ、とぉ、……あっディスティーも帰ってくるし、フライ揚げないと……」 「逃がさないよ!」 「ちょっと待てフェイト! こんなところでちょっと、アーーーーー!」 そんな中、玄関の向こうから聞こえる悲鳴とも嬌声とも付かぬ叫びに足を止めている三人がいた。 「どうしよう……」 エリオと 「なんだか入れない雰囲気」キャロと 「シン君の財布がありますから、三人で御寿司でも食べに行きましょう♪」 ディスティーである。 (シン君、心配してくださってありがとうございます。 でも私にとっては貴方の幸せこそが私の幸せなんです) 「だから私は今幸せですよ…………マスター」 次へ進む 一覧へ
https://w.atwiki.jp/romasaga_rs/pages/59.html
シン・ドゥ シン・ドゥ 上限数値:報告のある最大の数値 スタイル:項目の上限数値がアップした時に使用したスタイル名 クエスト:アップした時のクエスト場所 上限数値 スタイル クエスト 備考 腕力 体力 器用さ 素早さ 知力 精神 精神 魅力 コメント コメント
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/678.html
突発的思いつき企画 ○○はシンの嫁シリーズ第3弾 yagamiはシンの嫁 或いはもしもの可能性 機動6課解散から数年後。 ミッドチルダ、時空管理局地上本部内に新しい部隊が創設された。 その名を第6独立部隊、緊急機動対策班。通称『新機動6課』 その長は勿論八神はやて。 そしてその傍らには赤い目を持つ黒髪の男、シン・アスカの姿があった。 これはそんな有り得るかも知れない可能性の話。 「なあ、シン」 書類の山に埋もれながら、はやては姿の見えない公私共に頼れる相方に話しかけた。 「なんですか隊長? あっ、リィンついでにこれ、コピーしてくれ」 シンはリィンⅡに書類を渡し、答えた。 「……仕事なんかやめて、デートにでもいかへんか?」 その言動に配属されたばかりの周りの隊員は思わずずっこけた。 「何言ってるんですか、やらなきゃいけない仕事は山積みですよ……あ、これサインください」 「ううー冷たいなあシンは……」 がっかりとした表情でうなだれるはやて。 それでもサインを書く手を止めないのは流石というべきか。 「そんな事ありませんよ。 あっ、お昼はどうします?」 サインが書かれているか確認し終えたシンは、首だけをはやてに向けた。 「そやなぁ、午後から聖王教会に用事があるから、どこか外で食べよか」 先程のがっかりとした様子はどこ吹く風で嬉しそうにはやては言う。 「じゃあ、この間美味いレストラン見つけたんですよ。 其処にしましょう」 「うん、私は何処でもええよ……ああ、どこか旅行でも行きたいなあ(シンと二人きりで)」 遠い目で何処か遠くを見つめ、はやては呟く。 「俺は兎も角、隊長は休み取れませんよ」 リィンから書類を受け取り、シンは答える。 「わかっとるけど夢ぐらい見させてくれてもええやん」 「業務に差し支えない限りならどうぞ」 「フフフ、言うたな後悔してもしらへんで」 不気味な笑みを浮かべるはやて。 周りの職員はまたかと、呆れながら仕事を続ける。 以下はやてもとい、yagamiの妄想。 「はやて、愛してる」 「シンだめや、まだ業務中やで」 「そんなの関係ない今はやてが欲しいんだ」 「シン………」 「うおオおオおオお二人の愛は不滅やーーーー」 俯き、何かを呟いていたはやては突如として立ち上がり、叫んだ。 そして書類の山を次々に処理していく。 それはまるで巨大な印刷機のようであった。 「ただいまもど……また始まったのか?」 「またなの……」 別の部署へと出かけていたティアナとヴァイスの二人は、自らの上司の状態に同時に溜息をついた。 「すごいよなー、印刷機みたいだよ、あっここ判子二ヶ所です」 本来暴走を止めるべき役目のシンは安全な距離を保ったまま、飛んできた書類を整理し、時折間違いを指摘した後 印刷機と化したはやての目の前に投げ入れている。 「あんたが止めないからでしょう!」 軽い頭痛を感じたティアナは思わず叫んだ。 ちなみにヴォルケンの面々は現在出張や外出中であるためこの場にはいない。 いたとしても妄想爆発状態のyagamiを止められるとは思えないが。 「隊長、二人がきたんで一息入れましょう、俺コーヒー入れてきます」 そんなティアナの意見を聞いているのか、飄々とした態度でシンははやてに話し掛ける。 「うん、そうやね、私いつものでな」 シンの声を聞いた途端はやての動きはぴたりと止まり、さわやかな笑顔をシンへと向ける。 「了解です」 それを聞いたシンは鼻歌交じりに給湯室へと歩いて行く。 (こいつ、こんな性格だったかな?)と悩むヴァイスの横でティアナは思う。 (私は何処で道を間違えたのだろう?) (…………いや、分かっている、あの日だ) 旧機動6課解散が数日まで迫ったあの日。 シンの愛機、デスティニーはその機能を停止した。 正規の交換部品も無いまま、有り物の部品で何とかその寿命を延ばしてきたデスティニーだったが、今回はどうしようもなかった。 何故なら、今回不具合を起こしたのは、デスティニーの心臓部分。 ハイパーデュートリオンの核分裂炉だったのだ。 核エンジンのパーツ等、いかに管理局とはいえど手に入るはずも無く。 動かぬ鉄塊となったデスティニーは核エンジンを取り外されされ、管理局本部へと移送された。 自分の半身とも言える機体を失い、存在意義を失ったと思い込んだシンの落ち込み様は半端ではなく、 数日間自室に閉じ篭り、水の1滴すら飲まなかった。 そんな状況を打破したのがyagamiもとい、はやてだったのである。 シンの部屋の扉を蹴破ったはやては、 「シン! デスティニーが有ろうが無かろうが、私には関係あらへん! 仕事が、居場所が無い言うなら私が作ったる!」 「あんたのことは、私が責任を持って、『一生』面倒(旦那的な意味で)見たる!」 「隊長、貴方は其処まで俺の将来の事を(職業的な意味で)考えてくれるなんて……」 「俺、一生隊長、いえ八神はやてについていきます!(部下として)」 「シン、私もうれしいわ、付いて来てくれるんか!(伴侶として)」 「当たり前じゃないですか!」 誤解の積み重ねである。 だが世界は、はやてに追い風だった 誤解であることに気付いた後もシンははやての傍らに居た。 本人曰く、「何て言うか、目の離せないって言うか、この人には俺が付いて無きゃって思ったんです」 もう某の○太君に対する某し○かちゃん状態である。 普通逆だろと突っ込む無かれ。 その後魔力の無い欠点を補うため、ありとあらゆる次元の戦術、戦略を学び、 管理局入りしたシンは戦術参謀としてはやての副官となり、現在に至るわけだ。 これに関してシンは、『今迄で軍人やってて一番つらかった』 『アスランや艦長、副長、白服、黒服の人の気持ちがやっと分かった、出来るなら会ってあやまりたい』とコメントを残している。 本来シンの特性は先走りがちな性格からから戦場に楔を打ち込むフロントアタッカー(切り込み隊長) もしくは全距離対応能力から考えて攻撃にも防御にも使える遊撃手である。 どう考えても後方にいて、指揮及び作戦立案をする参謀型ではない。 ものすっごく甘く見ても前線指揮官が精々である。 そんなシンが参謀役として板に付くまで血の涙を流すほどに勉強したというのは想像に難くない。 そりゃ性格すら変わってもしょうがないのである。 ちなみに暴走しがちだったはやてを押さえ込めるということで上層部は喜んでシンの管理局を了承し、さっさと副官にした。 暴走しなければ、はやては(政治的な)仕事は出来る人だが、戦闘、戦術指揮に関してはイマイチなので。 戦闘、戦術面に特化したシンの存在は、はやて、上層部からしてみれば願っても無いことで。 シンからすれば、はやての側に居れると言う最高の条件で、シンの管理局入りはみんなが幸せになれるすばらしい提案だったのだ。(数人の女性は除く) 「アナ、……ティアナ!」 「なっ、何?」 前述の数人の女性の一人こと、思考の海に飲み込まれていたティアナはシンの声に現実へと引き戻される。 「いや、いつもみたいにミルク抜き、砂糖二つで良いよなって聞いたんだが……」 「あはは、うん、いつもので大丈夫」 何とかぎこちない笑みを作るとティアナは答える。 「疲れてるんじゃないのか? 気を付けろよ」 本当に心配そうにティアナの顔をシンは見つめる。 「う、うん」 「おーいシン、俺ブラックなー」 ヴァイスの声にシンは振り向く。 「はーい、了解です」 答えるとシンは給湯室へと足どり軽く向かっていった。 「あっ、もうこんな時間か」 再び書類の整理を行っていたシンは、ふと時計を見上げ、呟いた。 「八神隊長、なのはさんから、近接戦闘訓練の手伝い頼まれてたんで、ちょっと行ってきます」 足元から手提げかばんを取り出し、シンは、はやてに言った。 「うん、気をつけてな、あとなのはちゃんによろしゅう言うといてな」 今は教導隊へと戻った親友の顔を思い浮かべ、はやては微笑む。 「はい。 昼までには戻れると思いますので」 時間がないのかシンは一礼すると、足早に部屋を後にした。 「はああーーーーー」 シンの顔が見えなくなった瞬間、はやては大きな溜息をついた。 「どうしたんですか、はやてちゃん?」 リィンⅡが心配そうにはやての顔を覗き込んだ。 「リィン、ヴァイス君、シンは私の事愛してるんやろうか?」 はやての爆弾発言に、リィンⅡはずっこけ、思わずヴァイスはモニターにコーヒーを噴出した。 「いきなり、なにいってるんですか!」 コーヒー塗れのモニターはさておき、口元を拭うとヴァイスは叫んだ。 「なんか態度も冷たいしなぁ」 ヴァイスの叫びも空しく、はやては再び溜息をつく。 「………いらないなら貰いますよ(ボソ」 白い目でそんなやり取りを見つめ、聞こえないような声でティアナは呟く。 「それは駄目や!」 「何が駄目なんです?」 思わず立ち上がり机を叩いたはやての後ろから声が掛けられる。 「シン! 何で戻ってきたんや!」 「いや、その、ナイフ……忘れちゃいまして」 照れくさそうにシンは答える。 「そ、そうか、早く行かんと時間なくなるで」 はやてもまた照れくさそうにシンを促す。 「あっ、はい。 ああ、それと隊長」 ナイフをカバンへとしまったシンはドアの前で立ち止まり振り向いた。 「俺、ちゃんとはやての事好き、ってか愛してますから」 「それじゃあ行ってきます」 真顔で言うとシンは小走りで駆けて行く。 「……………」 沈黙に包まれる室内。 (気、気まずい) 気を利かせたヴァイスが声を出そうとした瞬間。 ボン、ガシャーーン そんな音をたててはやてが倒れる。 「たッ、隊長!」 「はやてちゃん!」 あわててヴァイスとリィンが駆け寄ると真っ赤な顔をしたはやてが、幸せそうに倒れていたそうな。 「ハァーーー………やってらんないわ」 ティアナの溜息が空しく室内に響いた。 前へ戻る 次へ進む 一覧へ
https://w.atwiki.jp/zambfyashiyu/pages/149.html
No.19 アサシン H P S P こうげき まもり まりょく ていこう わ ざ はんのう はやさ アサシン 89 16 80 67 63 70 106 87 91 移動力 経験値倍率 加入ステージ アサシン 7 105 どくどく研究所 弱点 耐性 E 鉄 強 武 風 毒 防 補 連 現在調査中 現在調査中 LV スキル 5 不意をつく 10 影打ち 28 睡魔の霧 40 ギガシェイド 61 神速
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/820.html
CE74、二度の大戦が終わり、世界は平穏を保っていた。 プラント評議会議長ギルバート・デュランダルとプラントへと戻ったラクス・クライン。 そしてムルタ・アズラエル理事を筆頭とした地球連合穏健派の協力により、世界の裏に根付いていた寄生虫、ロゴス。 ブルーコスモス、ザラ派、旧クライン派のような一部の過激思想の駆逐に成功した。 プラントは国家として認められ、世界は一つに成りつつある。 ……だが、CEに生きる人々は知らない。 現在の世界に歴史改変が行われた事を。 時空を超え、死ぬはずだった人を助け、運命を変えた一人の英雄がいた事を。 最後にその男が世界から拒絶され、姿を消した事を、多くの人々は知らない。 突発的思いつき企画 ○○はシンの嫁シリーズ第五弾 なのははシンの嫁 昨日の敵は、今日の嫁 オーブ オノロゴ島 オーブ本島からの連絡船を下りたなのはは、日差しの眩しさに目を細める。 「11時、10分前か」 時計を見ると彼との約束の時間にはまだ余裕がある。 少し、暇を潰すのに街を見て回ろうと歩きだした。 何せ、久々の休暇でもあるのだ、少し位は遊んでもいいだろう。 そう考えていたなのはは、潮の香りに気付いた。 海に面した港町に漂う潮風の匂いは、なのはに故郷を思い出させる。 「今度休みが取れたら、鳴海に帰ろうかな」 勿論ヴィヴィオと、それに彼も一緒に両親に紹介しなくては。 まるで若夫婦と娘……そこまで考えた後、なのはは、顔を真っ赤にする。 (若夫婦って、私達はけっ、結婚はおろか、つっ、付き合ってすらないのに……) 不屈のエース・オブ・エース。 白い悪魔と呼ばれた戦場のベテラン。 なのはは恋愛においては素人だった。 ウブなその様は中学生位の少女のようだ。 顔の赤みが引いたなのはは、商店街にきていた。 洋菓子屋や服屋には目もくれず、一直線に電気屋に向かう辺りAVマニアの面目躍如である。 ……というかそんなんだから19にもなって男っ気が無いのだが……悲しいかな、本人が気付く事は無い。 それは兎も角、AV機器のコーナーに辿り着いたなのはは、目を輝かせる。 買って帰っても規格が違うので使えないのだが、CE製の機器はそれを覆すほどの魅力があるのだろう……多分 。 そんな事、やっていたなのはとんでもない物を目にした。 「こっ、これは……」 なのはの目に入った物。 それはCEのアイドル。 ミーア・キャンベルの新作CDのジャケットだった。 「大きいの……」 ごくりと、唾を飲み込む。 露出度の高い衣装に包まれた双丘は正にツインボム。 親友フェイトやシグナムなら兎も角、なのはや、はやてでは太刀打ち出来そうもない。 「・・も大きい方が良いのかな」 CDを置き、両手で自身に触れて見るも、むにっといった感じで、ばいんとしたミーアには勝てそうにない。 「大丈夫、人間、胸で価値が決まる訳じゃないもん」 目尻に涙を浮かべ、「頑張れ、頑張れ、私」等と呟き始めるなのは。 異様な雰囲気を感じたのか、客はおろか店員すら近寄ってこない。 その背には哀愁さえ漂っていた。 「あれ? なのはさん……ですよね?」 聞き慣れた青年の声になのはは、思わず振り返った。 「こんな所で何やってるんですか? もしかして、もう時間……までは少しあるか?」 青年、シン・アスカは花束を抱え、不思議そうになのはの顔と腕時計を交互に見ていた。 その様が妙におかしくて、なのははくすりと笑みを零す。 「シン君こそ、こんな所で何やってるの?……第一、私シン君に呼ばれて来たんだけどな」 そう、なのはがCEへと次元を渡り、来たのはシンにどうしても付き合って欲しいと頼まれたからなのだ。 「まあ、そうなんですけどね……取り敢えず行きましょうか」 申し訳なさそうに頭を掻きシンは出口を指差した。 「あっ、こっちです」 シンに案内されたのは町から離れた海沿いの崖。 「ここは……」 崖の先端、岩壁に打ちつけられた海水の飛沫が絶えず降り続けるそこに一つのモニュメントが有った。 「あーあ、また枯れてる。……何でこんな所に建てたんだか」 慣れた手つきで潮風に枯れた花を片付け、手に持っていた花束、おそらくは造花、を静かに供えた。 「シン君、ここは?」 この場所に連れてきたシンの意図がわからず、なのはは困惑した表情を浮かべる。 「慰霊碑です。 俺の家族が眠ってる……本当は直接会ってもらいたかったんですけど」 悲しげな笑みを浮かべ、シンはなのはの顔を見た。 「……困りますよね、いきなりそんな事言われても」 その言葉に、なのはは、機動6課に来た当初のシンを思い出した。 それは、なのはにとっては何気ない一言だったのだ 「そう言えばシン君、家族に会いたくなる時はないの?」 なのはの言葉、家族という単語に、過度の接触を避けるかのように、六課メンバーと離れて食事をとっていたシンの肩がぴくりとが震える。 なのはにしてみれば、六課メンバーとの間に見えない壁を作っているシンを馴染ませようする、ほんの小さな親切心だったのだ。 だが時として親切心は大きなお節介にも成りうるという事をなのはは失念していた。 「……死にましたよ」 聞こえるか、聞こえないかの声で呟き、無表情のままシンはテーブルを立った。 「えっ?」 普段は温厚なシンが豹変した様子になのはは自分が聞いてはいけない事を聞いたのだと気付く。 「ごめんね、悪気が合った訳じゃないんだ」 「ええ、分かっています。 気にしないでください」 能面のような表情、一定な調子の声、まるで決められた文を読むだけの人形のようだ。 「シン君……」 「先に訓練場に行っています」 何かを言おうとしたなのはを遮り、食器を手に出口へと足早に去っていった。 思い返せばあの当時、なのはとシンは折り合いが上手くいかず、よく対立していた。 「なのはさん?」 急に黙ったなのはにシンは声を掛ける。 「シン、機動六課に来た頃の事覚えてる?」 なのははシンを見つめると、少し悪戯っぽい笑みを浮かべてみせた。 その笑みが何を意味するのかシンはある程度の付き合いで熟知していた。 「……覚えてます。 すみませんでした。あの時、俺、なのはさんに当たるような真似して」 恥ずかしそうに頬を染め、シンは俯く。 「いいよ、気にしないで、事情も知らなかった私も悪かったから……でもあれはショックだったなぁ」 笑みを絶やさぬまま、なのはシンを問い詰めるように頬を膨らませる。 「あの時の事ですか」 苦笑し、困った表情を見せるとシンは過去を思い出していた。 一年前、機動六課訓練場 本来、六課新人組が己を鍛え、来るべき災いに向け、準備を進めているその場は今、戦場となっていた。 正確に言えば、ある二人の間に流れる空気が。だが 指揮官たるはやて、フェイトとシグナム、ヴィータも手出し、口出し出来ずに押し黙っている。 エリオとキャロも同様だ。 そしてスバルはウイングロード上で拘束されていた 残りのメンバーの内、左腕で気絶しているティアナを抱え、右手から光の奔流を放ち、シンは上空を睨み付けていた。 全身を鎧のような白と青紫色のバリアジャケットに包み、背に大剣と巨砲を、その横に赤い羽根を備え、背後には拳ほどの6つの魔方陣があった。 シンのデバイス、インパルスの7つのシルエットの内、機動六課メンバーにも隠していた7つ目の切り札デスティニー。 対するのは瞳の中から光が消え、冷たい、普段の優しさを感じさせない、二人を見下すなのはだ。 「あんたに、あんたに凡人の気持ちが分かるのかよッ! 挫折を知らない……天才不屈の英雄様がッ」 その燃えるような深紅の瞳を憎悪の炎に染め上げて、シンはなのはを見上げ、吐き捨てるように叫んだ。 「シンも頭冷やそうか……」 「後、頼む」 その一言がシンの心に火を放った。 スバルの拘束を外し、傍らにティアナを優しく横たえると背負った大剣アロンダイトを構え、光の翼を広げる。 「インパルス」 シンはただ嘗ての愛機、現在の相棒の名を告げる。 インパルス、この世界におけるシンの剣。 バリアジャケットそのものがデバイスという発想により設計され 、機能を統括するインテリジェントデバイスのコアをベースに様々な武装、形態を付加され、地上本部で開発された新型デバイス。 シルエットデバイスとシンにより名づけられたそれは、もはやシンにとっては自身と同然であった。 「エクストリームブラスト」 シンの体が金色に変わる、一時的に全能力を底上げする秘術だ。 「シン……私に黙って、そんな魔法まで私そんなに……」 なのはの頬に一筋の涙が奔る。 その理由をシンは知るはずもなかった。 「残念ですけど、こいつはここに来る前に創ったんです。 ただ言ってなかっただけです」 「何で、何で分かってくれないの?」 枯れそうな声でなのはは呟く。 俯いているため表情は見えない。 それと同時にアクセルシューターが発射される。 無数の桜色の光弾が複雑な軌道を描き、シンへと襲いかかる。 「チッ、インパルス!」 「カオス、MWP。 ブラスト、ファイヤフライ。 アビス、フルバースト」 シンはインパルスに命じるとスピードを緩める事無く背後に魔法陣を展開。 数は三つ、深緑、黄緑、水色。 かつての仇敵と愛機の武装を模した攻撃端末、誘導弾、無数の光線がアクセルシューターを穿つ。 「伊達に一年、レジアス中将の下にいた訳じゃないんだ!」 光の翼で宙を薙ぎ、シンはなのはへと迫る。 一年。 シンがミッドチルダへ飛ばされてそれだけ経っていた。 その間にレジアス中将に拾われたシンは実戦にて鍛え上げられ、自身の持つ適応力によりすでにオリジナルの魔法を作れるまでになっていた。 レジアスの懐刀。 地上本部の虎の子。 人呼んで管理局の鬼神。 なのはが海のエースならシンは地上のエース。 「私、そんなに間違ってるかな」 俯いたままのなのはの表情は窺い知れず、レイジングハートから放たれる光の奔流、ディバインバスター。 「間違いじゃない! だけど、口で言えば分かるだろ! やり過ぎなんだよ、あんたは!」 間一髪、紙一重でバスターを避け、右手にアロンダイトを握り、左後方の深紅の魔方陣からエクスカリバーを取り出し、アロンダイトに連結。 もう一度、左手で魔方陣に触れ、魔力光と実体が半々のブーメラン、フラッシュエッジ取り出し、投げる シールドに阻まれるも、なおも接近。 「貰った!」 空いている左手から対シールドの切り札、圧縮された魔力の槍、名をパルマフィオキーナを放つ。 「………!」 その時シンは見た、なのはの口元が吊り上るのを、レイジングハートがいつの間にか砲撃形態に変形しているのを。 (スターライトブレイカー!) 接近戦に持ち込むと読み、バスターの後、こちらの気づかぬ内にチャージを完了させるとは、流石はエースと感心するも、体は反射的に動く。 星砕きの閃光と双聖剣の斬撃。 どちらも切り札を切った形になる。 (最強の一撃ならば、その魔力光ごと切り裂く!) シンとなのはが声にもならない叫びを上げた瞬間、訓練場は白い光に包まれ、八神隊長の叫びが聞こえた気がした。 「そこまでだ、アスカ!」 斬撃を止めたのはライトニング副隊長、シンの戦場でのお目付け役、炎の魔剣を持つ烈火の将シグナム 「駄目だよ、なのは」 閃光を逸らしたのは黄金の大剣を構えた金色の閃光、フェイトだった 「あの時は何も知らないで好き勝手言ってましたね、俺」 ばつの悪そうな顔をすると、シンはなのはの様子を不安そうに伺っているようだった。 「ううん、私もお話しよう、何て言ってティアナと話そうともしなかったから、ちゃんと二人きりでじっくり話せばよかったんだよね シンの顔に気づいたなのはは首を振り、シンの不安を否定すると苦笑いを浮かべる。 「そうですね、俺も昔の上司が話下手な人で、膝付き合わせて話すことができませんでしたから……、ティアナも、なのはさんの気持ちも少しわかったんです」 ひどく懐かしそうにシンは語る、近くにいるのに話す事はできない。 月での戦いから数ヶ月、世界を救うため、世界の外から来たというMOCPAC、モックパックと名乗る怪しい男の誘いに乗った。 その結果、シンの意識は開戦の数年前、アカデミー時代まで遡った、知識と技術を保ったまま。 そして時空を跳躍する力を得た、世界のコトワリ理を捻じ曲げ、時空転移を繰り返し、死ぬ筈だった人を救い、世界を平和にした結果……シンは世界から拒絶された。 因果律の番台……じゃなくて番人、時間の潜行者は言った、シンが『CEで知り合いと会う事』は世界が許さない。 それがあの男と契約した負債なのだと。 シンを知っていたCEの人々は『シンがCEにいても認識できない』 因果だなと心は思う……だがシンの心に後悔は無かった、愛した世界と仲間達、救えなかった家族を救えたのだから。 「あれから色々あったなあ」 なのはは空を見上げる、生まれ故郷と同じ澄み切った青い空だ。 スカリエッティとの戦いも、もう一年も前だ。 「色々有りましたね……なのはさん。」 シンはそんななのはの顔を真剣な眼差しで見つめると、意を決したように口を開いた。 「ん、何?」 急に呼びかけられ何なのははくびを傾げる 「俺とヴィヴィオの母親になってくれませんか」 もうCEに未練は無かった。 シンには新たに守りたい愛しい者ができたのだから。 「? 私は元々ヴィヴィオのママだよ?」 なのはは不思議そうに、瞬きをする。 もう別次元のシンに匹敵する鈍さです。 「えっと、つまりですね、俺と、一緒になってくれませんか」 なのはの答えを予測していたのか、少し照れながらシンは続ける。 「……それってつまり」 其処まで言われれば、流石のなのはも気づき、頬をを赤くする。 「告白って奴です」 覚悟を決めた目付きでシンは言い切った。 『ポンッ!』と言う音が聞こえた気がして、シンがなのはの顔を見ると耳、まで真っ赤にしたなのはが慌てふためいている。 「駄目だよ! 私達、まだ付き合ってもないし!」 顔を真っ赤にして、手足をじたばたさせて、悶えるなのはをシンは可愛いなあ。 何て、思ってたりした。 「先ずは恋人からって言いたかったんですけども……ダメですかね、だったら忘れて」 「私は……!」 シンが残念そうに俯くと、なのははシンの言葉を遮るように声を上げた。 「私、男の付き合うの初めてだから……! 恋人らしい事、出来ないかもしれない! シンが他の女の子と仲良くしていたら焼き餅焼くかもしれない! 管理局の仕事が忙しくて会う時間だっても無いかもしれない……そんな、そんな私でも本当にいいの?」 目の端に涙を浮かべ、真っ赤にした顔で、なのはは、声を張り上げる。 「なのはさん、承知の上で言っているんです」 優しい微笑を浮かべ、シンは言った。 最初は境遇に嫉妬した。 方針の違いから敵対もした、保護した女の子にパパと呼ばれ、夫婦みたいだとからかわれた。 悪い気分では無かった。 正面からぶつかり合った事、ヴィヴィオのおかげでお互いを理解できた。 年上で、真っ直ぐで、可愛い人。 己の道を貫く為、師と呼べる人を救うため、一度は離れた。 娘を、無理する彼女を助ける為に無理をした。 そこで初めて自覚した、彼女が好きだと。 だから今日、自分の思いを伝えた。 「……なのはって呼んで」 嬉しそうに涙を流し、なのはは頷く。 最初は境遇が理解できなかった。 方針の違いから敵対もした、保護した女の子にママと呼ばれ、夫婦みたいだとからかわれた。 少し嬉しかった。 正面からぶつかり合った事、ヴィヴィオのおかげでお互いを理解できた。 年下で、少し捻くれてて、格好良い人。 自分の責務を果すため、攫われた娘を救うため、一度は離れた。 娘を、無理する自分を助ける為に無理をしてくれた。 そこで初めて自覚した、彼が好きだと。 だから今日、彼の思いを受け入れた。 「なのは、好きだ」 「私もだよシン」 二人は満面の笑みを浮かべる。 「「これからよろしく」ね」 この後、アスカ夫妻は、管理局に名を残す最強のコンビ。 『管理局の戦神夫婦』として伝説とまで呼ばれることとなる。 また二人の結婚式に相方を取られて錯乱したフェイトとレイが乱入したと言う噂が流れたが詳細は不明である。 前へ戻る 次へ進む 一覧へ